株式投資って銘柄が多すぎて、どのように選んだらいいか分からないですよね。
少なくとも私はそうでした。
そんな方に向けて、本記事では米国株歴3年の私が試行錯誤して実践した「米国株の投資方法の3つ」をご紹介します。
- 個別株でなく、ETFでまとめて投資する
- 3つのテクニックを用いて高配当株を狙う
- 小型グロース株で値上がり益を狙う
個別株でなく、ETFにまとめて投資する
一つ目に紹介するのが個別株でなくETFにまとめて投資する方法です。
これがシンプル、かつ簡単なので私的に一番おすすめな方法になります。
私が実践した内容は以下の3ステップです。
- 初めに自分のとれるリスクを検討する
- 投資する市場を選ぶ
- リスク分散度を調べる
この方法では、ただ他人におすすめされたETFを買うのではなく、あなたのとれるリスクに応じて、ETFを選定し、自分だけのポートフォリオを作ることができます。
手順については下の記事を参考にしてみて下さい。
詳しく解説しています。

高配当株投資方法
2つ目が値上がり益と配当金の両方を狙った投資方法になります。
こちらではグロース株への投資と比べるとパフォーマンスは劣る傾向にありますが、少し多めの配当金が口座に入る嬉しさがあるのが特徴です。
そして私が実践した配当株の選び方は以下の2つです。
- 増配率、配当安全率、負債比率に着目して配当銘柄を選ぶ
- 低コストの高配当ETFに投資する
順番に説明していきますね。
増配率、配当安全率、そして負債比率に着目して銘柄を選ぶ
1つ目の方法は、単に配当利回りを見るだけでなく、
- 1年あたりの増配率
- 配当安全率
- 負債比率
の3つを調べる方法です。
なぜ配当利回りだけ見て投資しないかと言えば、高い配当利回りの株式はそれ相応のリスクが伴うからです。
一番心配なのが、減配からの株価の大幅な下落ですね。
こうなってしまっては本末転倒です。
なので私は上の3つのステップを踏んで、投資する配当株の選定を行っています。
方法については、以下の記事で解説していますのでよかったらどうぞ。

低コストの高配当ETFに投資する
2つ目の高配当株投資方法は、高配当ETFに投資することです。
こちらの方が楽な上、分散効果も高いので私はおすすめです。
低コストの高配当ETFはいくつかありますが、代表的なのが
- SPYD
- VYM
- HDV
の3つです。
それぞれの配当利回り、経費率、そして直近5年間のパフォーマンスを比較しますので、高配当ETFに投資したい方は参考にしてみて下さい。
2021年10月時 | SPYD | VYM | HDV |
配当利回り(%) | 3.95 | 2.90 | 3.24 |
経費率(%) | 0.07 | 0.06 | 0.08 |

まとめると、配当利回りではSPYDが高め、経費率はVYMがやや低め、パフォーマンスではVYMが30%ほど他のETFより高いことがわかりました。
配当金重視の方はSPYDが良いかもしれませんが、総合的に見ると私はVYMをおすすめしたいです。
なお、VYMについては過去記事で解説していますので、良かったらどうぞ。

小型グロース株投資方法
最後に紹介する投資方法が、小型グロース株投資方法です。
この方法は、かつて伝説と呼ばれたファンドマネージャーのピーターリンチ氏の書籍「One Up On Street」で紹介されていた株の選び方を、私が一部参考にしたものです。
銘柄選定基準としては
- インサイダーと機関の保有率
- 売上成長率
- ROE
- 負債比率
以上の4つに着目し、主に値上がり益を重視しています。
正直なところ、私がこの投資方法を始めてまだ2年未満な為、十分なサンプルが取れていません。
なので、「こういう銘柄の選び方もあるんだな」程度で参考にしていただけると嬉しいです。
細かい内容については、以下の記事に全てまとめています。

まとめ
本記事では
- 個別株ではなく、ETFで投資する方法とその選び方
- 高配当株、またはETFで配当金を狙いながら値上がり益を狙う方法
- 小型グロース株で値上がり益を狙う方法
以上の私が実践した3つの米国株の選び方について紹介しました。
米国株の選び方が分からなかったり、投資方法に迷っている方の参考になれば幸いです。
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