毎月$100ずつ年利5%で運用したら、10年間で金融資産はいくらになるのだろうか?
このような疑問を抱えている方は積立シミュレーションをしてみることをおすすめします。
積立シミュレーションとは、主に以下の三つを入力することにより、指定した期間内での利益や金融資産の合計額を調べることができます。
- 毎月の積立金額
- 年利
- 年数
このプロセスを踏むことで、将来の目標金額までどのくらいの積立金と日数が必要なのかを把握するのに役立つので、この際に一度試してみましょう。
本記事では、積立シミュレーションを用いながら、実際にどのように算出していくのかを解説していきます。
積立シミュレーションのウェブサイトへアクセスしよう
まず初めにsmartassetへアクセスします。
アクセス後は以下の画面へ移行しますので、赤矢印の五箇所の項目を入力していきます。

- Starting Amount:初月はいくらから始めるか
- Additional Contribution:積立金の額とスパンを入力する

- Rate of Return:年利何%でシュミレーションするか
- Years to Grow:何年間での運用を想定するか
必要な情報はこれだけです。
次にシミュレーション後の金融資産の総額と、円グラフの見方について解説していきます。
シミュレーション結果の見方
今回は$1000を元手に、年率5%で毎月$100の積立を5年間継続した時の例をシミュレーションしてみます。
以下の結果をご覧ください。

中央部よりやや上にある青字で書かれた$8,084がシミュレーション後の金融資産の合計額です。
年率5%で運用できれば、$1000から毎月$100の積立を5年継続するだけで$8,084にもなるので、少額の積立投資も侮れないですね。
円グラフの見方
次に円グラフについて見ていきましょう。
円グラフは主に三つの構成から成り立っています。

- Starting Amount:元手
- Total Contributions:指定した期間中に積立した金額の合計
- Total Interest Earned:指定した年利から推定される利益の合計額
とてもシンプルなので分かりやすいですね。
年毎の運用額を把握したい場合
シミュレーションの結果だけでなく、各年毎の運用額の過程を確認したい場合、二つの方法があります。
一つ目は調べたい年の棒グラフにカーソルを合わせる方法です。
以下のように内訳を調べることができます。

二つ目は表からデータを得る方法です。
以下のように、各年ごとの内訳がまとめられています。

内容は棒グラフと全く同じなので、見やすい方を取り入れてみましょう。
まとめ
毎月$200を年利3%で30年運用したら、いくらになるんだろう?
毎月$400なら$200の時と比べて、どのくらいの差がつくんだろう?
毎月$100積立したら、必要なだけの老後の資産は確保できるのだろうか?
上のような疑問のある方は、とりあえずsmartassetで積立シミュレーションをしてみましょう。
そうでない方も一度シミュレーションをしてみることで、将来の金融資産をイメージ化することができます。
1分から3分程度で確認できるので、この機会に試してみてはいかがですか?
