皆さんはアメリカの個別株の情報を調べる時、どのサイトを閲覧していますか?
おそらく、米国株を始めたばかりの人や、これまで適当に銘柄を選んできた方は、どのウェブサイトで個別株の情報収集したら良いか、悩んでる方も少なくないのでは。と思います。
既にファンドが広範囲に渡って分散投資しており、一本購入するだけで初心者でも簡単にリスクを分散して投資できるETFとは違い、個別株に投資する際の最低限のデータや情報の収集は必要不可欠です。
そこで本記事では
アメリカの個別株の情報収集ができる、おすすめなサイト3選を紹介します。
PERやROE、EPSなどの基本的な財務指標、バランスシート、キャッシュフロー等のデータから、あなたの調べたい個別株のニュースまで、本記事で紹介するウェブサイトで押さえていきましょう。
おすすめサイト①:Investing.com

一つ目に紹介するウェブサイトはInvesting.comです。
こちらのウェブサイトでは主に金融市場関連の情報が集められており、国際的なニュースを調べられるだけではなく、個別株の財務指標やニュースを確認する事ができます。
調べ方はとても簡単で、ホームページの上のバーよりあなたの調べたい銘柄を入力するだけです。
今回は例として、iPhoneやMacなどでお馴染みのアップルで検索してみます。

日本語対応しているので、カタカナのアップルでも検索窓より見つかります。
他にも沢山同名の企業が表示されますが、今回私が調べようとしているのは、米国のナスダック市場に上場しているアップルなので一番上を選択します。

選択後はこのような画面に切り替わり、各財務指標をタブより選択して調べる事ができます。
更に、上の画面より下へスクロールしていくと、アップルについてのニュースを摘んで読む事ができます。

これならいちいち、
アップル ニュース
などとググる必要もありませんね。
以上がInvsting.comの主な使い方になります。
最後にメリットとデメリットをまとめておきます。
おすすめサイト②:Wall Street Journal

二つ目に私がおすすめするウェブサイトはWall Street Journalです。
WSJと聞くと新聞を思い浮かべる方は多いかもしれません。
実際その通りで、WSJでは国際的な経済、金融、株式などを主に取り扱っており、世界中のビジネスマンが読んでいる代表的な新聞ですが、意外と知られていない機能を持ち合わせています。
それが本記事の題目通り、個別株の財務指標やニュースを見る事ができる機能です。
記事の購読自体は有料ですが、実は個別株のデータを調べるのは無料、且つ調べ方もとても簡単で、トップページの右上の「検索」に調べたい銘柄を入力するだけです。

では次にWSJで調べられることをまとめてみました。
- 株価、株価の推移(3年まで)、その他基本的な情報
- PER、ROE、PSR、EPSなどの財務指標
- バランスシート、損益計算書、キャッシュフロー
- 個別株のニュース
- 浮動株の空売り比率
上記のリストは私が主にチェックしている情報のみをまとめていますので、他にもまだ豊富な機能を携えています。
まずは、自分でWSJにアクセスし、
「どのような機能があるか」
「使い勝手はどうか」
など色々と試してみるのがおすすめです。
最後にWSJのメリットとデメリットをまとめます。
WSJで調べることのできる情報は全て英語で表示されている為、慣れていない方はやや苦戦するかもしれません。
ですが、英語が分からなくとも、個別株のニュースなどはGoogle翻訳することで記事の意図を汲み取ることはできます。
少し難しいかもしれませんが、新鮮な情報を仕入れる為に、積極的に行っていきましょう。
おすすめサイト③:Macrotrends

本記事で最後に紹介するおすすめウェブサイトはMacrotrendsです。
そう思い、ページを離れようと思っているそこの方、1分だけ待ってください。
Macrotrendsはあまり知られていないかもしれませんが、とても有用なウェブサイトで、私はこれまでに幾度もお世話になっています。
Macrotrendsの良い所は、最大で過去数十年に渡り、株価や財務指標を遡ることができる点です。
更に、これらのデータの推移までグラフで確認する事ができます。
例えば、先ほどと同じくアップルで調べてみるとしましょう。
先ずはトップページの検索窓からAppleで検索します。
日本語には対応していないので、アルファベットかティッカー(AAPL)を入力しましょう

入力すると、アップルに関する財務指標や、その他のデータの候補が表示されますので、あなたが調べたい情報を選択しましょう。

今回は試しにEPS – Earnings per Share(1株当たり純利益)を選択してみます。
アップルの場合は2006年までデータを遡る事ができ、その推移が棒グラフで一目で見る事ができました。

EPSは上向きに推移していて、成長率が高ければ、将来の株価の上昇も期待されることから重要な財務指標の一つとされており、それを長いスパンでまとめて調べる事ができるサイトがMacrotrendsというわけです。
他の財務指標に関しても、こちらのタブから同じように調べる事ができます。

英語のウェブサイトなので、やや難しいかもしれませんが、ぜひ活用してみてください。
最後にメリットとデメリットをまとめます。
まとめ
本記事ではアメリカの個別株の情報を取集するにあたり、おすすめなサイト3選を紹介しました。
どれも優秀なウェブサイトですが、それぞれ特徴が異なる為、
- 日本語で個別株のニュースや財務指標を調べたい → Investing.com
- 新鮮な個別株のニュースや、データが見やすくまとめられているウェブサイトを探してる → Wall Street Journal
- データをグラフ化されたのが見たい → Macrotrends
上記の様に、用途に合わせて使い分けするのが得策だと思います。
最後まで閲覧ありがとうございました。

