株式投資を始め早6年。
好きな個別株を買い漁っては焼かれ、折角含み益が出ても売るタイミングが分からず気づいた時には塩漬け。
散々痛い目を見てきました。
そんな失敗だらけの私ではありましたが、今では自分の投資スタイルを確立し、ある程度安定した利益が出せるようになってきました。
本記事では私のこれまでの失敗から
- 株式投資を始める前にしたかったこと
- 買うべき株とその買い方
- 株を始める前に知っておきたい事実
をまとめています。
6年前の自分に伝えたかった・・・
証券口座開設前に「あること」をせよ
知らない方が殆どかと思いますがセルフバックで口座開設をするだけで数千円貰えます。
セルフバックとは自己アフィリとも呼ばれ、自身で広告の商品やサービスを利用することで報酬金が貰えるシステムです。
本来広告主が「この商品を試してみませんか?」と宣伝するために報酬金を支払ってくれるものなのですが、証券口座開設も実はその対象だったりします。
証券口座開設のセルフバック案件は無料で出来つつ、リスクフリーで数千円の投資金を稼げるのでやらない手はないです。
詳しい方法につきましては過去記事で解説しています。
何の株を買うべきだったか
結論から述べると、米国株指数連動のETF又は投資信託を買うべきでした。
代表的な米国株指数の一つでもあるS&P500の過去50年の平均リターンは約11%(インフレ率を加味しない)もあります。
当時日本株や個別株投資で奮闘して収支がトントンだった私はS&P500の足元にも及ばなかったわけですね。
大人しく米国株指数に投資しておけと言いたいところです。
買い方について
当たり前ですが、取引すればするほど証券会社に払う手数料が大きくなります。
なのであまり取引はせず、決まった銘柄を毎月コツコツ積立ていくのが理想です。
私は今、SBI証券で米国株指数連動のファンドを毎月積立しています。
個別株投資から毎月積立のインデックス投資に変えてからは、株を売るタイミングを図る必要も無くなり、利益も比較的安定して出てるので良いことしかないです。
さらにインデックス積立なら売るタイミングを図る必要がなく、ただただ積立てるだけなのでストレスフリーです。
6年前の自分にインデックス投資の存在を教えてあげたかった・・・
投資する前に知っておきたい事実
利益を出そうと頑張って沢山取引している方に残念なお知らせです。
アメリカの資産運用会社のフィデリティの調査によると、パフォーマンスが一番優れていた投資家の特徴が
- 口座の存在を忘れていた
- 亡くなっている
の二つであることが分かりました。
一般的な投資家は何もしていない彼らに勝てていない事実があるわけです。
実はこの投資法には名前がありまして、日本では気絶投資法と呼ばれています。
気絶投資法は一度買ったら放置するだけという究極にシンプルな方法なうえ、平均的な投資家よりも高めのパフォーマンスが見込めます。(過去のデータより)
感情に任せて売買していた過去の自分にこの事実を投げつけてやりたい所です。
まとめ
本記事では6年前に株式投資を始めたばかりの自分に「こうしろ!」と言いたい三つのことについてご紹介しました。
- 口座を開設する前にセルフバック
- 米国株指数連動のファンドに積立投資
- 売買なんてせずにひたすら気絶
私の過去の経験がこれから株を始める方や既に始めている方の参考になれば幸いです。
6年前の自分におすすめしたい書籍
インデックス投資は特定のファンドをひたすら毎月積立てるだけなので、正直株について勉強しなくても何とかなります。
ただ、それでもこれだけは読んでおいてもらいたいというのがウォール街のランダム・ウォーカーです。
市場の平均(インデックス)に金融街のプロ達でも勝てないという事実を過去のデータより取り上げ、インデックス投資は最強と提唱している書籍です。
これを読む読まないではインデックス投資の見方が180°変わります。
金融書籍のど定番です。
金持ち父さん 貧乏父さんは株式投資の本ではないですが、お金の教養を学ぶのにうってつけです。
- 家は資産ではなく負債だ
- 貧乏人はお金の為に働くが、金持ちはお金に働いてもらう
- 貧乏人は負債を先に買うが、金持ちはお金を生み出す資産を先に買う
といった心に残る言葉を数々残しています。
株式投資を始める前に身につけておきたいお金の感覚が学べる良著です。