あなたの分析したい企業の財務指標をセクター平均と比較したいと思ったことはありませんか?
もしそうならmsnマネーがとても有用です。
そもそもなぜ財務指標をセクター平均と比較するかと言えば、セクターによって平均値が変わる傾向があり、「数値が○○以上だと割高」といった明確な基準がないからです。
なので、そのような時にでも頼りにできるのが業界の平均値との比較というわけです。
本記事ではmsnマネーを利用して財務指標を比較する方法を紹介します。
msnマネーとは

msnマネーはマイクロソフトが運営するウェブサイトの一つで、金融や経済、株式市場などのニュースや情報を提供しています。
このウェブサイトでは、他ではあまりない財務指標のセクター比較が出来ることが特徴です。
msnマネーの利用手順
では早速、msnマネーの利用方法を簡単に解説していきます。
まずはmsnマネーにアクセスし、画面右の検索窓からあなたの調べたい銘柄を検索しましょう。

今回は試しにアップルで検索してみます。
検索をすると以下の画面へ切り替わります。

今回は財務指標の業界平均値との比較をすることが目的なので、タブの中の分析を選択しましょう。
そうすると、主要な統計が表示されるページになり、右に成長率、収益性、株価比率の三つの項目が確認できるので、調べたい情報を選択して下さい。

あなたが収益性を業界比較したいのであれば、収益性を選択します。

そうすると、右側にあなたの調べている企業の数値と業界平均が表示されますので、後は各々比較していくだけです。
例えば、アップルと業界平均の総利益率を比較してみると、アップルが38.23(%)で業界平均が25.21なので、アップルのビジネスによる利益率は競合会社と比較して効率的だと言えます。
使い方は基本的にこれだけです。
興味のある方は実際にmsnマネーにアクセスして色々と触ってみて下さい。
番外編:msnマネーの英語版
財務指標を比較する際、日本語版ではPE Ratioが株価収益率、PS Ratioが株価売上高倍率と漢字で表記され、人によってはかえってわかりづらいこともあると思いますので、そのような時は英語版のmsnマネーで検索してみて下さい。
以下のように表示されるので、分かりやすくなるかも知れません。

まとめ
本記事では財務指標の業界比較をmsnマネーを利用して行う方法を紹介しました。
「普段からファンダメンタル分析をしていたものも、業界比較まではしたことがなかった」という方は是非一度活用してみて下さい!
